CORNO 820TI | 縦振り式タイヤチェンジャー |
イタリア製チェンジャー名門コルノの中でも上級機種の820になります TIはインフレーター付き ※インフレーターとは、エアーが張らない時に下にエアーカーテンを作る機能 電源三相200V 外掛け10〜20インチ(取説値) 以下の説明で逆T字型の先端の部分に写真をリンクしてますが この部分をマウントヘッドと呼びます 現在はこのマウントヘッドをプロテクター付きのコルギー製に変更してます |
始めに操作ペダルですが、各部の操作のペダルは絵で判断出来ます 今後こちらの写真を別ウインドウで開きながらの観覧がわかりやすいと思います 今後出て来るアームの逆T字型の先端の部分(マウントヘッド)も ところどころに写真をリンクするように構成しました まず始めに虫回しという工具でバルブの虫を外しエアーを抜きます |
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次ぎに写真のようにビード部分をホイルの中に落としますが、バルブの位置は外します 通常のホイルの場合はバルブは表面にあります バルブがない裏側は位置は関係ありません 表と裏を大体2〜3箇所で均等に落とします 操作は右から2番目のペダルです 左足でアクセルコントロールする感じで力加減と動きをコントロール出来ます レバーとタイヤを微調整して動かし、なるべくホイル際を落とすのがコツです 注意点は最初の一発が強い力で落しますので、ノブは右側から握ります 真上から包み込むとブレークする際に親指の付け根を痛める危険があります |
大旨リムからビード部が落ちたらターンテーブルにセットします セットの仕方はツメを外から噛み込ませる方法と、内側から開いて固定する方法があります 操作は左から2番目のペダルです こちらも除々にリムに近付けて踏み切れば固定されます ツメがリムに近付いたら上から体重を掛けると素直に固定されやすいです 内側から開いた方が簡単で確実ですが、ホイルの内側にわずかでもキズをつけやすいのが欠点です また、リバースホイルだと出来ません |
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一番左のペダルで柱とアームを起します タイヤ脱着のためにリムの径と幅にあわせる訳ですが、アームは前後方向と上下方向に動きます 逆T字型の先端の部分を前後上下方向のリムの角にピッタリと当て グリップを正回転に握れば必要なクリアランスが自働で確保されてロックします タイヤを外す時はこの先端の右側の部分を使います リムとタイヤのビード部との間にある先端部分右からタイヤレバーを入れます ビード部より下までレバーが到達したらレバーを起こし、左横の凸の上にビード部分の一部を乗せます コツはビードの起す部分以外はタイヤを逆にリムの深い所へタイヤを押し下げながらレバーを起します 固いタイヤですと、始めの難関と言える部分です |
説明が後になりましたが、タイヤを外す時のバルブの位置は12時、つまりこのアーム部です 写真では付いたままですが、ウエイトも外して起きます 一番右のペダルがターンテーブルのペダルです 踏めば正回転(時計回り)上げれば逆回転をします レバーは刺したままの方が確実ですが、ホイルの角の塗装をキズつける事があります ターンテーブルを回し表側のビードをリムから外します |
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今度は裏側のビードを外します ほとんど表側と同じ要領です ここでのコツはタイヤの手前側を持ち上げると、タイヤレバーが入れやすくなります タイヤレバーが裏側のビード部まで到達したら、タイヤ全体を持ち上げる感じです 後は表側のビード部を外した時と同じです ただ外すビードの方向の違いだけで、表側よりはやや楽な作業です |
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同じようにターテーブルを回転させればリムからタイヤが外れます 参考までに、今度はタイヤレーバーを刺したまま回転させてます これでタイヤは完全にリムから外れます 後は一番左のペダルで柱を倒しタイヤをチェンジャーから取出します 柱とターンテーブルのツメのペダルは2度踏みで逆の動作になります 注意点は同じホイルを数本脱着する時、通常2本か4本が多いと思います つい手元のレバーでアームを解放したくなりますが、その都度リムへのセットが必要になります 一度合わせたら同一のホイルの場合、アームはそのまま柱を動かすだけで脱着します |
一連の操作は以下の脱編動画をご覧ください
1分を超える重い動画です 時間短縮のために、エアーは抜いてあります アームのリム位置はセット済みです バルブの位置も無視してますが、ゴムバルブの場合、それほど気にしなくても大丈夫です |
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