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2年連続で7月は大雨に泣かされ今年はあまり時期よくないが天気の安定してる御盆前後2週間のスケジュールを組んでみた 過去最長である 今まで利用していた直江津からの東日本フェリーはこの不景気の為かすべて2等寝台となり乗車定員が減りなかなか予約が取れない これは大型の客を中心に流動的な一般客を無視し乗務員を減らしたのであろう?ここにもリストアがあったのか? 北海道の切符の入手は困難になり昔よく利用した新日本海フェリーの利用となった 20年ぶりになるか、何しろ当時は青空のデッキの甲板で車に海水かぶったりと搭乗も急でカーブして真下の海が見える怖い桟橋だった フェリーターミナルもすぐ近く通っても気が付かないくらいであった 食事と言えば焼き魚定食、とんかつ定食、刺身定食とあと幾つあったか? 日本海のフェリーは安いが取り柄で揺れるし遅いイメージであった 随分と良くなった噂は聞いていたがレストランや売店も普通の金額で綺麗だ これなら事前にコンビニなどで買い込み搭乗しなくても十分である 船も大きく多少のシケには船酔いする事もないであろう 部屋は2等寝台、家族4人なら個室に近い その昔には大部屋で2段ベッドにカーテンがあっただけで中央に椅子とテーブルがあった 空いていたから2人で座っていたら「あんたら邪魔だ!」と言わんばかりにギュウギュウとオバさんに押され最後は半分椅子にケツが乗ってる状態でその場から退かされた事もあった あまりいい思い出ではなかったので利用を避けていた部分もあった |
8月8日 結局大雨を避け8月にしたつもりが小樽に上陸するもまた大雨...これは私の行いが悪いのか? 道央の川は酷い濁りで道東へ向かう しかし最近の北海道の冷夏長雨は地球温暖化が原因の話しもある とにかく日はあるし焦りはいい事ない、特に今回はのんびりと楽しむために来たのだから クシャロ湖に着きポイント探すも林道はヌカってハイエースでは厳しく熊の目撃の看板もある 観光がてら釧路川の流れ出しに釣り人やライズを発見しちょっと竿を出してみる しかし釣れているのはウグイ、ライズもウグイが多いようだ あまり北海道ではイブニングはやりたくたいが、初日に1匹でも釣れれば気が楽になるので西別川へ移動 以前のような釣り上がりでフライ引きずって歩いた後フライにライズする事はなく、プレッシャーは高くなって来ていて去年から水草が減少してきている 蝦夷シカの大量繁殖のためという話しも聞くが渇水と釣り人の踏み後も原因な気がする 水の中を歩くとバイカモをちぎってしまうのでちぎらないように上からそっと踏み付けて歩くよう注意したい この緑の川床が保たれればエサやルアーは上流にはあまり入ってこないフライ天国の渓相である 天気曇り、水温9度、タックルは3/4番8フィート、リーダー3X、テペット4X、フライはエルクヘアーカディス12番と北海道にしては小さめ 幸い初日に20センチに満たないがアメマスが釣れ、とりあえず始めの夜は摩周温泉の道の駅にて車中泊になる 8月9日 朝やはり雨だったが幸い何とか雨だけは上がった(道の駅にて) 渓相の写真は上流部、まだこんなすばらしい渓相だ ここはアベレージサイズが小さく20センチ以下が殆どだが気持ちのいい釣りが出来る もちろん大物狙いなら虹別より下流と言う事にはなるが 生憎の朝の雨で水温は9度から少し下がり反応が悪く午後からが良さそうだが明日以降に期待し中標津のオートキャンプ開陽へ向かい早々キャンプインとなった 8月10日 午後から入渓、家族はこの美しい河原で昼食、その間に釣りするパターンとなった やはり昨日より反応はよかったが出るのは両脇のボサ下、小さいのもあり6匹ほどポロポロと落としてしまった もう西別でこのサイズの魚の写真はいいし、リリースするのだからこれでいい 新子ヤマメを数匹後ろに投げたりとキャッチ出来たのも新子ヤマメだった やはり釣り始めて1時間くらいで雨、しかも車にドライシェイク忘れてしまいジェル状のみ使用であった |
家族を待たせているので早めに上がり観光がてらシュワンベツダムへ向かう 釣り人は多くルアーやエサが殆どだったがかなりプレッシャーが高い 確か去年出来た虹別オートキャンプ場に隣接されなおさら釣り人が増えているのであろう ここのキャンプ場は御盆中予約で一杯だった 後から聞いた話だかこのダムで釣りをするには虹別オートキャンプ場に申請が必要らしい 短時間であったから何もおとがめもなかったが... ライズはフライでは後ろがなく届かないド真ん中である、ルアーなら届くが誰もヒットはないようだ 雨が強くなりそのライズすらなくなった あいにく初下ろしのルアータックルもグリップがもげてしまいテープで補習しての使用となった ここも西別と同じく水温は9度と低かった 来道して朝晩中心に振ってた雨もこの日は午後からよく振り少し釣りもキャンプも心細い日であった |
道東ボサ川A8月11日 天気は次第によくなる様子、そろそろまともなサイズの魚が釣りたいこのところの冷え込みでゆっくり温泉にでも漬かりたい気分だ とりあえずいろいろと買い物をしてアメマスが多いようだが西別のややプレッシャーの高い川から無名のボサ川へ向かう 今日も家族は河原で昼食、その間に釣りするパターン、河原には遊歩道があり雨も振ってなく遊ばせておくには丁度いい タックルは3/4番8フィート、リーダー3X、テペット3X、フライはエルクヘアーカディス12〜10番 流れは道東に多いゆったりとした流れだか西別に比べ魚が隠れるところはあまりなくストーキングに気を使う 釣り始めすぐにチビだがニジマスが釣れた しかしデジカメのバッテリーがない事に気が付き子供の遊ぶ声が近くに聞こえる 電池交換に車に戻るが川が蛇行してるので薮こぎするとすぐそこに車があった 天気は晴れ間が出て上陸して始めての青空が出た 気温も一気に上昇、天気予報だと14日から回復との事だったから嬉しい誤算 水温は湧水の西別に比べやや高く11度 反応がよく次ぎに釣れたのは8寸弱くらいか?ぶくぶくに太っている?ニジマスかと思った あまり本州では釣れないタイプのデブヤマメだった それだけ警戒心がなくよくエサを補食してるのであろうか 何度かチビのアタックやバラシがあったがさらにサイズアップがフッキング 9寸くらいか?アメマスだった その後段々とボサが酷くなり、ここまでいい釣りが出来たのでカディスのまま釣り下り途中フッキングしなかった魚が今度はフッキングしたりと同じポイントから帰りも反応がよく2時間少々で6匹程釣れた のんびりと温泉に漬かりキャンプ場へと戻り始めての夕焼けにジンギスカンを囲んだ そうは言っても安くて旨いジンギスカンは食わない日の方が多いくらいだった(笑) |
道東某川A8月12日 天気は2日続きそうだ、しかしせっかくの天気、釣りは午後からで良さそう幾度と訪れ今だ見た事ない地球が丸く見えると言う開陽台へ上がってみた ここには無料のキャンプ場がありこの高台にテントが幾つも張ってあった 北海道ならではである 欲とはキリがないもので今度はまともなサイズのニジマスが釣りたい いくつか橋から入渓ポイントを探し入渓 水温は14度、天気がいいのと今までよりは少し本流筋で少し高め この川は昨日の川とは対照的でジャラ瀬が多くよく振れる川 小さいようだがライズがあり期待大だ タックルは5番8フィート、リーダー3X、テペットのみ3X、フライはエルクヘアーカディス10番 始めの良さそうな流れ込みのポイント、巻き返しにフライを浮かべてたら出た ニジマスのようだが20センチそこそこがスッポ抜けネットと背中に手をやるとまた忘れ物だ! 今まで雨を気にしてレインジャケット着用のためにジャケットにネットが付いたままであった いきなりバラシてしまい幸先のいいスタートにまたブレーキが掛かってしまった まあ慌てる事はない、また車にネットを取りに戻りそこから再び釣り開始 だがその後ピタリとアタリもなく反応も悪くなってしまった またうっかり近付いたら大物2匹脅かしてしました どうもサクラマス?確かにここは大きいのは居る事は確かだ、まだチャンスはある 1時間程釣り上がりやっとダウンでアタリがあった もう一度流しやっことさヒット!おそらく同じ魚であろう? アメマスか?と思ったらどうも違う?イワナ?なんか混血ヤマトイワナみたい?? もしかしてブルック?という状態であったがよく見て考えてみればオショロコマだ すっかりオショロコマの存在を忘れていた(苦笑) サイズは25センチ、以外な魚との出合にまた違った感動であった それから1時間程釣り上がるも全く反応なし、どうも気圧が下がって来たような感じである 2日天気が持つと思われたが怪しい雲行きであった ヒゲナガウエットに変え釣り下るも何の反応もない、ネイティブな魚たちは天気にシビアなようだ これが本州だとまた違う魚に食い気が出たりするのだが...それが今日は以外なオショロコマだったのかもしれない 実はこの翌々日この川で50センチのアメマスが釣れたようであった 何とか天気が崩れる前に摩周湖へと向かう 霧の摩周湖、何とか間に合ったようだ(苦笑) ここは裏摩周湖展望台、駐車料金は取られない やはり夕方にはバケツをひっくり返したような雨、結局晴れたのはほぼ1日であった |
川湯温泉8月13日 残念ながらこの雨は振り続けたこう天気が悪くては観光すら行くところもない 川湯温泉でゆっくりする事にし観光案内所で日帰り入浴を探す 以前来た事がある屈斜路湖オートキャンプ場に隣接してるクアハウス屈斜路でゆっくり温泉に漬かる ここは以前来た事がありクアハウスは定休日だった またキャンプ場は汲み取り式のトイレに家族は不満だったようだ 西別で竿を出そうとも思ったがこういう日があっても仕方ないだろう この寒さの中、休養日にもならないが明日に期待する まあ日があるから気持ちにもゆとりが持てるのだが |