いよいよタイヤを組み込みますが、始めにビードクリームをビード部に塗ります(写真は縦振り式を流用します) タイヤの回転方向やホイル面が指定のタイヤもありますので間違えないように注意します タイヤには●のマークが印されていますが、これはタイヤの一番軽い部分、つまりはホイルのバルブ位置に合わせるための印です 組み込み時のバルブの位置は3時〜6時の位置になります |
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先端のアームの部分がタイヤの穴に入るように右側にスイングさせてたアームを手でホイル際まで寄せます 逆T字型の先端の部分でタイヤを組み込む訳ですが、先端左側はビード部をリム内に誘導するスロープのような構造になっています 先端左側から先端右側の凸の下にクロスするようにビード部を当てます(写真) この状態からターンテーブルを一番右のペダルで正回転させます 押し下げてはめ込む方向に力を少し加えてあげる程度で1つ目の裏側のビードは比較的簡単に入ります |
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次に表側のビードを入れる訳ですが、ここが一番難しいところです 文頭の『内径より大きい外径の物に入れるためリムの凹みを利用して出し入れする』という事を思い出してください 表側のビードも裏側のビードと同じようにビード部を先端右側の凸の下に来るようにします 手の力でタイヤのビードをリムの凹みに押し込みながら回転させればいいのですが、ここではテコの原理でタイヤレバーを使用します リムの凹みにタイヤレバーでビードを押し下げ、垂直水平を保ったままターンテーブルを一番右のペダルで正回転させます アームの位置を12時として3時の位置から始め(写真上)6時の時点での写真が下です コツはタイヤレバーを押し下げるだけではなく、タイヤレバーをホイルに押し当てる感じでターンテーブルと共に時計の秒針のように自分も回る感じです それでもきつい場合には、このレバーとアームの間にレバーを追加したり、ビードヘルパー(撮影のため1時の位置)を使用したります 縦振り式だと、この辺りでペダルまでの足が足りなくなり、レバーとの立ち位置を変えたりしますが、このチェンジャーはこのレバーの真下にもペダルがありますので、一番左のペダルに踏み変えます |
タイヤが組み込まれたらアームをスイングさせて、ターンテーブルのクランプを左から3番目のペダルでターンテーブルから外します そのままエアーを入れてしまうと後で面倒な事になりますので、縦振り式だとアームに立て掛けましたが スイングアーム式の場合はターンテーブルから下した方がいいでしょう 空気入れはエアーチャックガンがチェンジャーの左側にあります |
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(写真は縦振り式を流用します) 注意点ですが、よくエアー充填の祭に”パン!”と言う大きな音と共にリムにビードがフィットしたります 空気圧を高くしないとフィットしない事もよくありますが、心配なら再度ビードを均一に落としたり、クリームを塗り直したりします タイヤがホイルにフィットされたら、ムシを入れ、再度エアーを入れてダイヤルゲージで空気圧を調整します 石鹸水でエアー漏れを確認したら完了となります |
以下スイングアーム式の組換動画です
縦振式コルノの動画は10年ほど前のヤフー動画の時代の短い動画がユーチューブにありますが
スイングアーム式のタイヤチェンジャーの作業風景を記録しました エアーの充填までの動画にしたかったのですが、バルブの交換を忘れてしまい、あっ!という発声と共に録画を終了してしまいました 入門用のチェンジャーでもありますので、もう少しわかりやすい動画を撮りたいと思いますが 差し当たり、これでご勘弁ください |
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