北海道ひとり旅2015.....................

[往路編][道東初日大潮][道東中日大潮][道東最終日大潮][帰路編]

残念ながら帰路に向う事になるけど、この三日間を振り返れば、日毎に良くなったのは前回も同じなんだが
釣りのコンデションとしては、一日一日が全て過去経験のないくらいに良かった

季節の違いもあるだろうけど、この道東は夏の最低気温では歴代上位を記録してる
水温からすると、真夏に来た時とも大差はないので、月齢の影響も大きかったのではないかと思う
昨日の大潮最終日が大当たりになるとは夢にも思っていなかったのだが、バラしたのはその超大物だけ
捕る気のないヤマメは記憶にすら残ってないけど、そいつ以外のニジマスは他全て捕れた
フッキングが上達したかのように思ったけど、明らかに昨日だけは食い気が違っていた
まあ、でも、たぶんフッキングの上達、ランディングの上達にはなっていたのではないだろうか?

ランディングの技術は、とにかく綱引きするような魚を掛けない事には経験出来ない
それでバラして悔しい思いをして経験値を上げるしか、ランディングの技量が上達する術はないとも思う
その悔しい思いが、再びここに訪れる理由であり、またそのファイトを味わいたいからこそ導かれている

この旅を計画した時は、あまり体調もよくなかったのもあり、のんびりとするつもりではいたのだが
予想以上の活性の高さに気がつけば、また初心のように釣りを楽しんでる私が居た

また、これまで経験ないサイズの魚をバラしたとは言え、追い詰めたのは自信にもなった
さすがにこの時は、腕はパンパン、心臓バクバク、足はグラグラ状態で・・・その結末がコケてバラしたけど
少なからず、その後の釣果に結び付いたんだと思う

結果からの検証だけど、不思議なのは日毎に釣れる時間が1時間づつ後ろに延びていた
この時間差は、単に気圧の変化で解決するには、何か根拠がありそう・・・
初日に12時までしか釣れてないなら、翌日はもっと早く出掛けるであろうけど
本能のまま出掛けたのが魚の活性と噛み合ったんだと、考えてもいいのではないかだろうか?


7月5日 中潮

もう、この旅の〆のような文面になってしまったけど
帰路に向うが、まだ道東ではある
苫小牧までの距離が少し短くなるだけ
悪まで、釣りが中心のいつもの道東とはお別れになるけど
この旅一番の楽しみとも言える学生時代からの北見の親友との再会である
私の場合は、楽しみは後に取っておくタイプ(笑)
このクシャロ湖を望む美幌峠を越え北見に向う

その道沿いには”投げるな!”という看板があった
私にはその意味はわかるけど、これは内地の人間には全く効力がない看板かと?
北海道弁で”捨てるな!という事なんだけど・・・
内地の人にはわからんしょ?

去年もご覧ならお気付きかと思うけど、親友Sのガレージ
私の整備のガレージとは少し対照的だけど、相変わらすの綺麗好きでバーカウンターが出来ていた
このガレージの事は来客の会員の人にも話しをするのだが、北海道にはガレージ付きの賃貸物件が割りとある
これは二台分借りてるので、占有となってるようだ
その代わり部屋は妥協してるとの事、それは私も同じ(笑)
ちなみに、作業机の上にあるのは内地からのお土産のダイドーブレンドコーヒー
ぺヤングはまだ買えなかった

出掛ける前に、私の飲んだダイドーの缶々どうした?と聞くと、投げた!と答えた
どこに投げた?(笑)それ、北海道弁なんだよね?
なんて言うの?と聞かれると、普通は捨てただけど、山梨ではぶちゃったとも言う

お昼ご飯はまたゴチになっちゃいました
ここはビクトリアステーションと言って、ゼンショーホールディングのファミレス
北海道に多い店舗
優待券あるから、私がゴチしても良かったんだけど(笑)
この旅行中にも株価は高騰していた

今夜はおんねゆ泊なので、おんねゆに2台で向かう
これまで晴れ間が出ていたのに、雨が降り出した
おんねゆの道の駅で車を二個一にして常呂川へ向う
もはや釣りはお腹一杯なんだけど、この辺りは遊びといえば釣りかパターゴルフくらい
まして天気は午後から釣れないパターンだし、既に3時を過ぎていた
これは間違っても前回のように出る魚全て30オーバーなんて事はないよ!
中潮だし、いいトコちっちゃいのが釣れる程度だからと話した

いずれまた、ちょっとだけ釣りさせてもらう事にした
前回みたいにすぐに大物釣れれば、それでいいし、小さいの出たら、そんなのしか釣れないからすぐ終わると
いずれ前回みたいな事はないので、ちょっとだけそこで見ててね!まず言った通りになると思うからと
午後4時過ぎの水温12度平水
フライは小さいのも釣る前提もあり、前回もゲンのいいきんさんのカディス12番
常呂川入渓点にて、声が届く範囲

ほらね!普通はフライだとこんなもんだよ

20センチくらいかな?これが普通で前回が異常なんだよね
言った通りっしょ〜

同じポイントで2匹目はサイズアップの8寸くらい

サイズアップの場合は写真撮るので、ちょっとメンドクサイパターン
そんなに簡単に釣れるものなの?と聞かれ、道東はこんなもんだよと答えた
このサイズだと偏向メガネ掛けてなくても出て来たの見えるしょ?
内地だとこうは行かないし、一日釣ってこのサイズ1匹釣れればいい方だよ!
などと話しながら釣れるのも滅多に有り得ない事だしと
次のポイント、前回30オーバーを2本上げたポイントは砂利で埋まっていた
これじゃ30オーバー居ないだろうから、予想するまでもなく出る訳がない
その上の大きな岩が精々ポイントになっているが
3匹目は言った通りにはならなかった・・・
岩陰から出たのは、また8寸以下だろうと抜きに掛かったのだが、抜けるどころか下流へ走る?どうやら30オーバーみたいで

捕ってみれば前回の小さい方と同じ32センチのアメマスだ!
こんなハズじゃないんだけど・・・おっかしいなぁ〜??(笑)
いずれ嬉しい誤算ではあったけど、また出ちゃっいました!

30付近は計測してないため正確には不明だが
これで通算の30オーバーは最低でも6本となった

すぐ上も、まあポイントとなってたので、ここまで
小さいけど、常呂川初のニジマス
結果として道東は、小さいけどニジマスに始まりニジマスに終わった

そんなこんなでダベり続けたSとの再会も給油、買出し、コンビニと付合ってもらい、おんねゆの道の駅に戻る
軽い食事でいつまでもダベっていたかったのだが、せっかくの温泉もあるので、また次回!
したっけ〜〜

7月6日

ここおんねゆにも無加川という結構水量のある川があるので、ここで釣りしてもいい感じ
次回あるなら、この川もやってみよう
こんどこそ、道東ともお別れとなる

大雪山だろうか?前回も猛暑の年に残雪があったので
きっと今回もあるだろうとカメラを構えていた

おんねゆから苫小牧という事で、前回高速では早く着き過ぎたので
高速はこの先無料区間のみ、結局道内で高速は有料区間は一度も使わなかった
昼飯はまた滝川の道の駅の隣りの安いファーストフードと思っていたのだが、月曜日という事で定休日だった
前回、この滝川にも友人が居て、道東でいっしょに釣りをしたTくん
残念ながら、小樽へ移転となっていたので、今回は会えなかったけど
次回は余市川で鮎釣りでも出来たらと思う
そもそも鮎は北海道に行かない代わりに始めたようなものだが
地元の鮎が悪いのでもう何年もやってないけど、北限の鮎も楽しそう

小樽にもフェリーターミナルがあるけど、出航時間の不便さから滅多に使ってないが、日曜日の南向きだけ夜の出航がある
つまり鮎釣りすると出航日の関係からここ2回の旅より一日延長するという事にもなるけど

苫小牧のフェリーは北海道との別れを惜しむかのように出航が大幅に遅れた

7月6日 秋田港

皮肉にも内地の方が梅雨なのに天気がいいが
少しでも次の北海道を近くする意味でも新潟から高速を使わずに帰路
距離優先の長岡、十日町経由で長野市〜小諸市間のみ高速
これが随分とショートカットしてるみたいで、通算の走行距離は1900キロと過去最短だった
時間は掛かるし、また往路の事故渋滞の影響もあって、通算の燃費は18キロを切ってしまってるけど
下道のために通算で100キロは短縮してる
さらに下道なら次回は軽トラで行くという考えも出て来る
幌やソロテントでもあれば車中泊も有りだし、予約の心配もないし、燃費もよくなる
う〜ん、来年も北海道に来たいと、既に帰り道から次回の北海道のスケジュールを立てていた(笑)

おしまい

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