北海道ひとり旅2013.....................
この旅も折り返しになり、釣果はちょっと残念ではあるけど、それもまた運命
今日会う友人も簡単に紹介しておきます
2002年のレポにも記事にしてる話ではありますが
そのレポには師匠としてますけど、私がジムカーナを始めた頃の
年下ながら少し早くジムカーナを始めていた同僚である
北海道出身の札幌へ移住した友人と、私が偶然にも中標津のスーパー東武で偶然にも再会した
年賀状のみの付合いの友人と、これもまた凄い確率の再会での運命でもあった
以後この記事の中で一人目の友人はTくんとします

[往路編][道東前偏][道東後偏][帰路偏]

7月20日

朝Tくんから電話が入り、私の居るキャンプ場まで来る事になった
11年ぶりの再会であり、その前も何年会ってなかっただろうか?
再会となるキッカケはTくんからの年賀状にカラフト釣りました!と添えられた事だった
おそらくジムカーナを引退し、釣りに凝ってる話は東武でしたからではないだろうか?
その事で電話し、今度北海道に行く時には会いましょう!と話していた

その事が現実となり、久しぶりの再会にアメマス釣りでもと出掛ける事にした

某川B

ほぼ毎回訪れるアメマスの川
ウエーダーを持ってないという事だったが、気軽に釣りが出来る雰囲気もいい川

ぜひフライフィッシングを!とも思う私は、まずレクチャーで簡単に説明し
トラウトルアーロッドを持ってるようなので、とにかく釣りを始めてもらった
ちょっとここで驚いたのが、ロッド有りながらルアーの経験があまりないということ
ナント!右利きながら、左投げ右巻きという事だった
さらに驚いたのが、その左手で投げたシンプルなクランクのルアーに大物が追って来た
特にルアーにはありがちなビギナーズラックか!状態!

ちょっと追わなくなったので、二人でポイント移動
私も含め、7寸レベルではあるがアメマスを無事ゲット
Tくんはルアーでは初という事で、密かに喜んでいたようだった

ただ、左投げのTくんはコントロールが難しく入渓点に戻ると言う
私も少し釣って戻った
すると、また再び大物が追っては来るという
どれどれと、私もルアータックルを引っ張り出した
これがまたビックリで、ナント私にヒット!
40くらいあるニジマスかと思う
すぐにバレてしまったのだったが
ドライフライでは見にも来なかったのに、おそるべしはルアー・・・

Tくんは昨夜殆ど寝ないで来られたようなのでお昼寝に
入渓点に戻ったのは、昼飯食っての睡魔だったような気もした
海釣りに行っても良かったのだが、私はいくらでも時間は潰せるので気にする事はない
ちょっと1時間くらい釣り上って来るからと・・・おやすみなさい

単独釣りモードでの水温午後1時13度
ウエーディングでの釣り上がり
3年前は増水濁りで結果的に海で釣りをした
ここも渇水でないと釣り上れない感じの川ではある

やはり入渓点から少し上がるとアメマスの活性やスレは別物
今度は6〜7寸のアメマスが釣る意志と無関係に釣れまくる
もちろん20センチ以下にはアワセもしないのに・・・
アメマスの数釣りもまたこれまでにあまり経験はないが
数釣れる場合は得てしてアベのオンパレードのせいぜい8寸であった
例によって1時間半ほどで戻って来たが、Tくんは爆睡モードか?
しばらくはのんびりとした時間を過ごした
あのバラシ以外にも大きいのは居たので、大物釣ったら叩起す気では居た(笑)

Tくんは目覚めたが、そろそろ夕方
今夜は同じキャンプ場で泊まる事になったので、因縁?の東武へ買物に

バンガロー前でプチバーベキュー
軽乗用なので、キャンプ用品は殆ど持参してないが
イワタニジュニアと100均の焼網
画像ではコマイを焼いているが100円でもかなりの量
しかも半額50円で、残りはこの旅を終えてもツマミになっていた
それにしても一緒に酒を飲むのは何年ぶりだろうか?
最後は確かサッポロファクトリーだ、伊豆でジムカーナ仲間とのキャンプの思い出やら
やはり一番は11年前に再会した東武での話
思い起すと、その時は防寒着でポテンザのツナギを着ていた
あまり買って着る人は居ないので、タイヤ業界のTくんには目立ったのだろう
「何でおおたさんがここに居るの?」それはこっちのセリフ状態(笑)
きっと普段着だったら、すれ違っていたのではないだろうか?

余談になるけど、私のオートキャンプの原点が金網一枚のバーベキューから
それは大学卒業後にバイクで道東へツーリングのこと、この後に会う友人とサロマ湖でのこと
砂浜に所狭しと張られたテント群の中での男二人の貧乏くさいバーベキューであった
その思い出とも重なり、楽しい時間はあっという間に過ぎて行った

7月21日

朝、Tくんは自宅の滝川へ帰路に向った
私が北海道に来るからとて、ちょっと簡単に来れる距離でもなければ帰れる距離でもない
私との再会に足を運んでくれたTくんに、ただただ感謝であった

また今日の予定は二人の友人の都合で成行きの予定だった
二人共に休みではあったが、もう一人の友人は怪我しちゃってるみたいで
今夜の泊まりが北見の可能性もあったのだが、もう一泊滞在する事にした

某川A

つまりは、もう一日ニジマス狙いの単独の釣りが可能となった訳でもある
それがいいか悪いかは運命かと思うが、まだ最下流の入渓点を残していた

水温13度と、依然雨は降ってないので渋い釣りにはなると思うが
最下流という事もあるかも知れないが、ヤマメの逆襲はない
ちょっと釣り上がりで7寸おっきいアベのヤマメは釣れたが
いい方に解釈すれば、これは大物が出やすい状況ではないかと思う

案の定とも言える、大物が定位してるのを発見
しかし、すぐに発見したというのは、魚に私の存在を気付かれてる可能性も高かった
ダメもとでプレゼンテーションしてみると、ナント口先ながらもフライを食って来た!

やり!フライで久々の大物ニジマスがヒットだ!と・・・喜びもつかの間・・・
下流へのランでわずか数秒でバラシ・・・
昨日はルアーだったけど、今日はドライフライだったので、さらに悔しさも増す
おそらくは、過去3回の釣行でもこのサイズのヒットの経験はない
さらに、このサイズは掛けてからが勝負で、これまで取った経験もない
つまりは、このチャンスはもうこの旅には残されてないだろう

でも可能性はない訳ではない、もはや再入渓の余力もないので、このまま釣り上った
何度か大物のニジマスと思われるバイトはあったのだが、ナーバスなのか?
テールで叩かれてる?魚に遊ばれてるという感じもあった

ちょっとそんな絶望的な中でも、食い気のある良型のニジマスは居た

ニジマスにしては流れが速い倒木と倒木の間の短い距離
流れがあるためと、食い気が勝ってるので2回目のバイトでようやくヒット!

残念ながらサイズアップ成らず!
むしろ昨日よりも小さいくらいだろうか?
ネット内径は35センチ、これが目標のサイズ

ここにはもう一匹食い気のあるニジは居たのだが、同レベル
今度こそいつもの道東最後なので2時間釣り上ったけど
ニジマスはこれ1匹のみであった

いずれ3時までの釣りという判断で早い時間に温泉に漬かり頭を冷やす?
イブニングの釣りは有得ないのだろうか?
再び悪あがきの道東B川のイブへ向ったものの、やはり何事も起きず
北海道目標の35センチ内径のネット、今年はハッタリだけで終わった

3年前は道東最後に30オーバーのニジマスが出てくれたのだが
今回は千歳といい道東といい、やはり思った通り3年前のような釣果にならない
ただ、数だけは過去最多とも言える釣果ではあった
さらに二日連続で久々の大物のヒットはあった・・・
大物釣りたければ、また来年来いや!という事ではないだろうか?
そう思い続けて、いったい何年になるのだろう?

明日は一旦北見に北上するけど、帰路となる
再び友人との再会の楽しみが残ってるし、釣りも全て終わった訳ではないのだが
もう帰らなければならないの?という気持ちであった

第三章帰路編へつづく

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