北海道ひとり旅2013.....................
大変申し訳ございませんが知名度の低い河川なので、毎度ながら河川名は伏せさせて頂きます
また毎回大差はないけど、少し道具も紹介しておきます
車の荷物の関係から道具は簡略化して、5番8フィート、4番7フィート6インチはパックと2本
3/4番8フィートの渓流用と6番のパックロッドを湖用に念のため
ルアーロッドは66トラウトのライトとシーバス用の振出竿
千歳と西別は5番8フィートだったが、以後フライロッドは4番7フィート6インチのみ
使用するフライは毎度のEHカディス10番に釣り下りにコーチマン8番
ただ、10番のカディスのストックが少ないために、きんさんから頂いた12番も使用
リーダー3Xに直結が基本で、短くなったら1.5号を足す程度

[往路編][道東前偏][道東後偏][帰路偏]

7月18日

これまでの疲れもあり、例によってのんびりと釣りに
昨日の西別もだけど、なるべく新しいポイントを釣りするつもりでいた
来年以降があるのか知れないし、釣った事のないポイントはリスクも多い
ただ、監視員という立場で釣り人を見てると「この人はこのポイントしか知らないのか?」と思う事も多い
入渓点を探すという時間的なリスクもあるけど、極一部でしか釣りしてないのに、その川を語るのはどうか?とも思う
特に道東の川は蛇行してるので、釣りの時間や釣りする距離で言えば普段釣りしてる川とは比較にならない

某川A

この川は何度か入ったことはあるが、割りに下流でピンポイントでの釣りが多かった
ナビもあるし、地図にない橋もある
今回はこの川を中心にとも思った
正午頃の水温11.5度と、割に低い
ニジマス狙いの川だが、全般にヤマメが多いのはこの川に限った事ではないけど

とりあえずはこの先どれだけ釣るのかはわからないけど
この旅一匹目の魚はヤマメ
いわゆるチビアベって感じだが
フライサイズから、これ以下はたまにしか掛からない
ファインフックも使用してないので、なおさら
あまりチビを掛けないためと、ニジマス掛かると針を伸ばされる危険が高いため
まあ、3Xだからファインだと針の方が細いかも?(笑)

この川では新子ヤマメの猛攻撃は経験あるけどヤマメの数釣りは経験ないが
釣る気ないのに、釣れるのはヤマメばかり
2〜3匹も釣れば7寸以下はアワセもしなくなるなる
うっかり喰っても、そっとラインを手繰ると大抵の魚は外れるけど

このサイズくらいになると、本能的にアワセてしまう
特にナチュラルなライズフォームで出て来られると

大体で言うとヤマメは8寸以下で、それ以上はサクラになる
当然、サイズが上がるに連れて数は減るけど
この厚みがあり、重たい流れの中では結構引く
いずれニジマスは1匹も釣れないので、少しポイントを変える
1時間釣り上って、30分位で釣り下るパターンが2ラウンドという感じ
基本的にウエーディングで重たい流れをポイント間が遠い川が多いために疲れる

少し上流に移動し再入渓

当然の事ながら、ヤマメのアベは小さくなるけど
やはり8寸超えて来るのはニジマスだった

いったいヤマメを何匹釣ったらニジマスが混じるのだろうか?という感じ(笑)
まあ、それでもここに来て初日にニジマスが釣れたので良しという事で

ちなみに出たのがこのポイントなんだが
30超えていたら、かなりの確率で沈んでる木に絡まれる
だからニジマスの型は難しい

またニジマス一匹釣った後でもヤマメの猛攻撃も珍しくない
今日はもう出ない気がするので、動画でも撮影しようと思ったのだが
カメラ廻すとバイトが止まるんだよね〜
それでも次のポイントくらいで撮影出来たので、YouTubeにでも(笑)
まあ偏光グラスの肉眼のようには行かない動画ではあるけど

7月19日

移動中のちょい釣りも含めると三日釣りをした訳だ
ちょうど移動中が少し雨に降られ、また予報も18日は雨だったので安心していたのだが
どうやらまともな雨が長いこと降ってないようだ
とにかくダウンの釣りに反応が悪いので、大物の活性が低い感じ
16、17日の感じからしても夕方の活性は鈍く、渇水ぎみにナーバスな感じは受けられる
川を見る限りは、そんな感じはしないのだが、某川Aに入ったのもそのため
水量が多ければウエーディングはキツイし、濁り入ったら自殺行為とも言えそう
明日からは友人のスケジュール次第なので、確実に単独で釣り出来るのは今日だけかも知れない
それはそれでいいのだが、とにかく釣り慣れたこの支流にも入る事に

某川A支流

午前11時の水温13度
砂利川になり、随分とポイントが無くなってしまってる川だが、ニジマスも多い川
ヤマメは本筋よりもっと多い
当然ながらまたヤマメが釣れまくってしまうのだが
ちょっと型がいいと思うとニジマスだったりする
7寸くらいのニジマスが時々混じるので、ニジマスと気が付かずに勝手にリリースしてる魚も居るとは思う

フキはとにかく大きい
背丈以上のフキの中を藪こぎのようになることも多い
雨が降れば、まず人間の傘にもなるくらいである

ポイントが無くなってしまったということは、あっても遠い
でも魚影は濃いので、こう言ったわずかなポイントにニジマスが居たりする
特にこういうポイントは竿抜けしてるし、居れば食い気がある魚が多い
やはりニジマスらしいガバっ!というバイトでヒット!
まあ綱引きするにはまだもうちょっとという感じだが
サイズアップのニジマスが釣れた
9寸くらいだろうか?とにかくぶっといので、何とかこのくらいだと釣れた喜びも引き味もある
小さいニジマスも含めれば釣って確認出来たのが4匹という感じ

例によって昼飯後に2ラウンド目はまた某川Aへ
また新たな入渓点から入ったのだが、虫にも刺され思わしくない
無駄な時間を過ごしたらしく、再び支流に戻り、続きから釣りを再開
わずかながらも活性の上がる時間を昼飯と移動に使ってしまったようだ
もはやヤマメしか出なくなっていた

さすがにもうヤマメ釣らなくていいだろうか?
明日は友人との再会なので、オショロかアメマスか?それとも海でも釣りに行く事になるだろう

第三章道東後編へつづく

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