北海道 軽トラの旅2017.....................

[往路北見][道東某川][復路北見][復路小樽]

7月7日
早いもので道東から帰路になってしまう
でも、帰路の小樽には数年ぶりに再会の友人が居る
この友人とは2002年、中標津のスーパーで奇跡的に会った事がある
そして2013年にもこの道東で再会、それらの事はこの北海道レポでも紹介してるが
そもそもはジムカーナのモータースポーツ時代の旧友
年下ながら、また何かにつけ一匹狼の私にとって、しいてジムカーナの師と言える唯一の友Tくん
学生時代は札幌だったが、今の私にとっての北海道は道東
その帰路に寂しい気持ちが大きいのだが、Tくんとの再会もまたこの旅で適った楽しみである

今日はTくんの仕事終わりまでに小樽に着けばいいので
北見の川で、一番気になっていた川でちょっくら竿を出してみる

無加川
それは層雲峡から北見に向かう北見国道沿いを流れている川
釣り人だったら釣り目的ではなくても、車で走行中に見える川に、これは釣れそうな川だとか、いい渓相だと思う事はよくあるだろう
まさに私にとってもそういう川であった
でも、近年では増水やらで竿を出したくても出す機会がなかった川でもある
午前9時半の水温またも14度
道東の中でも北見は暑い土地柄で、この旅始めの二日間とは違い朝から気温は高い
釣りした経験はないながらも、去年増水のため下見していたので
まあ、この辺りかな?という感じで入渓、思った通りの好みの渓相の川
流域の違いもあるけど、昨日の網走川の方が暗い川、日中の釣りにはその方が釣りやすいというのもあるけど
開けた明るい渓相が好み
これまでの道東某川も比較的明るい渓相
西別川は特殊だけど、道東にありがちなチョークストリームの川はあまり好きではない
ただ、この河川規模のこのくらいの流域になると遡行がちょっと大変になる
体重が軽いので、川渡が苦手

上の写真のような流れの中でもピチャピチャと反応はある程度だが
キャスティングと流れるフライを見てるだけで気持がいい
釣れる川って、得てして投げ難い川だったりする
また出るのは大抵流れの弱い水深のあるポイント
写真左上の最初のポイントにて
無加川初の魚はほどほどのニジマスだった

一見、ポイントはそこらじゅうにありそうだが、河川規模からも遠い
同じポイントでもう少し釣ってると、型がいいのが出た
川幅使って走りまくる、道東の醍醐味である
またしても内径35センチに少し届かないが
この内径を目標にしてる理由がこんな訳
ここまでの魚は結構居るし、年齢的にも一番ファイトするのが35
30だと途端にスッポ抜ける・・・あと5センチ(笑)
流域と河川規模、釣りの時間帯の違いはあるが、これまでとは違い数は出ないしアベ以下も出ない
数釣りの活性から、大物の活性に切り換わったのかも知れない
明日は大潮の中潮なので、月齢からもこれからという感じではないか?
あまり無意味に魚を掛けるよりも、このくらいがちょうどいい
何とも贅沢な話なんだが・・・
フライが沈んで見失ってると、どうやらバイトを見逃したようだった
再び同じクラスのニジマスが掛かった
当然の事ながら、フッキングはしてない
このサイズはフッキングしないとと思い、ファイト中に後からフッキング(笑)
意味あるのか?とも思ったが、バレてしまった
まあ、同じクラスなんでバレてちょうどいいのだが
C&Rのくさいセリフの中に、また会おう!というのがある
今年はとにかくバラした魚は殆どなかった
もちろん、取りたいサイズを掛けてからの話で

これを最後にこの旅の川釣りは終了、再び帰路へと向かう

大雪湖
残雪の山は何か知らない?

高梨沙羅の実家?のセブンイレブン
おんねゆ方面には最後のコンビニ
地味で見落としてしまうという意味で有名だったが
去年、後で高梨沙羅の実家と知る事となった
テレビCMでは色が付いてるけど、たぶんこれ

深川の道の駅で弁当が半額
ここは往路の最初に車中泊のつもりでいたところ
ここにもセブンイレブンが併設
今後の参考までに下見という感じで立ち寄った
さて、小樽に向かうのだが、とりあえずどこで待ち合わせになるか?
フェリーは明日けど、地図でフェリーターミナルを確認すると
そこにはTくんの会社の名があった
全国的にもあちこち営業所がある大手の会社なので、こことは限らないけど
よく知ってる事は確かなので、結局はここで待ち合わせて再会

まさにうちの会社はそこ、この港には毎朝のように来てると
この旅、3組4人目の知合いと会った
写真撮り損ねちゃったんだけど、またしても運転手付きのビール付きでご馳走になってしました

車中泊は色内埠頭の公園

7月8日
朝起きると、そこには物凄い釣り人の数・・・
大潮だからというのもあるだろうけど
焼津港が綺麗になって釣り人が増えたけど、釣れなくなったという話を聞いた事があるけど
こんな感じなんだろうか?

とりあえず朝飯
すき屋があるみたいなのでナビで検索するとなか卯があった
初めて知ったのだが、これもゼンショーで甲府にも一軒あるみたい
到着すると、目の前はフェリーだった・・・まだ早い(笑)

ちょっと時間つぶしの観光っぽくなるため写真が増えてしまうけど
北限の鮎釣りの余市川を見に行く事に
7月1日が解禁という事なんだけど
友屋や券売所も普通にあると思ったけど
後で調べたら、2か所だった
小樽港の釣り人から考えると、まさかの釣り人居ない状態
友鮎買えるのかな?
海釣りの道具が増えたので、鮎竿は持って来てないけど

鮎釣りの見物もダメなら海へと余市港へ
なんかここは海水浴場もあるし、磯遊びも出来るし
釣りは防波堤のアルミフェンスがロッドスタンドのようになってるし
トイレは綺麗だし、常設のバーベキューテーブルまでありの至れり尽くせり
釣り人の姿も一組なので、ちょっと竿を出すが
防波堤内側には何か魚は沢山居るんだけど、釣れない

まだ早いけど、フェリーターミナルに行き、ここでもちょっくら
やはり小樽には釣り人は多く、やはり釣れない
おそらくはチカというワカサギみたいな魚が釣れてるようだけど
大潮なのに、道央は川も海も厳しい釣りなのだろう
これで北海道ともお別れになるけど、実はまだ一人会う可能性がある人が居た
それはガレージのお客さんで、往路でも同じ日北見に来ていたハズなんだが
おそらくは、この新型フェリーに乗っているハズ
新型フェリーは揺れるという噂をこの方から聞いていたので心配だが
いわゆる2等寝台の雑魚寝のような部屋はない
車の積載に慣れてないのか?搭乗準備の列に並んでから1時間
その暑さからもエアコン使いたいくらいの陽気なんで不満そうなドライバーも居る

乗船すると、トイレやベッドもキレイだし、これまでのフェリーと時代の違いを感じる
ベッドにはコンセントもあるので、スマホの充電を廊下などでする人も居ないだろう
ただ給湯室が見当たらないので、カップ麺の持ち込みには難あるかも
また喫煙室は狭く、窓がない小さい部屋で椅子もない所が多い
行きのフェリーもこれまでのフェリーなの?という感じで新型とレイアウトは似てたが
喫煙室は船の先の広い展望部屋もあり、昭和の人間としては従来のフェリーの方がいいと思う

それでは出航、また、きっと来年も来る事だろう・・・
そしてこの旅4組5人目の知合いと最後にお会いする事に
生憎、友達が休みが取れなかったという事で一人だったらしい そのため、釣り道具は持って来れなかったと言う
よくよく聞いたら、バイクという事だった
釣り道具なら二人分というか、衣類以外はほぼ釣り道具(笑)
言ってくれれば良かったのにと・・・ 機会があったら、来年は北海道の陸上でお会いしましょう!

おしまい・・・

となるところなんだが、まだ一つ

7月9日 満月大潮
月齢はもはやどうでもいい話なんだが・・・
新潟港から帰る途中で、もう一組の知合いに会うつもりでいた
安曇野でイトコがカフェをやってる
カフェバリエという名で食べログにもある
立ち寄ったのは仕事の用事になるんだけど
またしても晩飯をご馳走になる
スイーツのお土産までも
最終的にこの10日間で5組7人の知合いと再会し、飯をたかりに行ったかのような旅にもなった
全走行距離2400キロ、通算平均燃費リッター19.66キロ(タイヤ外径で実質はもう少し上)
高速は日勝峠の通行止めの区間のみ、全て下道で交通費も結構浮いた
株主優待券も有効に使い、ご馳走になった方々には感謝してます
泥棒ネコのように肉親から絞れるだけ絞ろうとする兄妹や弁護士も居れば
他人なのに、見返りも期待せずにご馳走してくれる人も居る
捨てる神あれば救う神あり、倒す神あれば起こす神ありとも言う
介護、葬儀、相続のストレス解消のための活力にもなった
来年はさらにフェリーの割引も増えるので、また実現させたい旅である
生涯あと何回行けるのかわからないけど、もっと行っておけば良かったと後悔しないためにも

2018年にづづく・・・?

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