北海道 子連れフィッングの旅2005
毎年恒例のシーズン最後を飾る北海道ではあるが、小柄な息子も最近はすっかり逞しくなって来た
毎年、今年こそ無理だと言いながら、やっぱり行ってしまった
去年に比べ入れる川も増えて来ているので、息子の釣りが中心である
釣りよりも野球の方がいいみたいなので、グローブも持参する
去年とも日付けで一日違いだけの日程は18日、26日のフェリーで道内一週間の子連れの釣りの旅となった
ただ、訪れる川もこのコンテンツもマンネリ化して来てるし、今回は少し指向を変えて更新するつもりであるが

[往路編][道東前偏][道東後偏][帰路偏]


釣りの中心となる道東のために巻いたフライ
上からウエットパイロットフライのコーチマンウエット8番、奥の手ビーズヘッドMSCマラブー10番、ニジマス狙いのエルクヘアーカディス10番、オショロ狙いのパラシュート15番
いずれハックルはフックサイズに対して大き目
タックルは前回紹介した二人ともダイワの476
リーダーは菅井きんさんからの贈り物、ファールドリーダーに5番のラインのみ3X
その他のタックルやフライは使用の時に補足します

8月19日 室蘭到着
今年も駒大苫小牧の試合の日に苫小牧を通過
二年連続で好天気の来道だったが、蝦夷梅雨を思わせる雨はバケツをひっくり返したかのようだ
これまで道東は渇水の様子、恵みの雨は去年の台風同様期待してるが
どうも道東は振ってないようだ

ETCの通勤割引の100キロのみ高速を使い日高にて車中泊
いつもこんな感じの車内
左の黄色い携帯のサブバッテリーはエンジン停止時でもテレビと照明を使える
車のバッテリーとはスイッチで切換え充電してる
中央にあるのが庭用のソーラー充電の照明は常時照明に便利
スポーツドリンクのボトルは口が広いので麦茶にも使用出来る
北海道はゴミ捨てに困る事が多いので、ドリンクは旅費節約とゴミをなるべく出さない工夫をしている

8月20日 音更川
去年もバケツをひっくり返したような雨で断念した
今年もドシャブリだが、走っていると数百メータ先の乾いてる道が見えたりする
もちろん逆もあり、あそこまで行くと雨なんだとわかる
それだけ直線見通し距離が長いという事なんだが、とにかく大水に強い川だ
野球は駒大苫小牧の決勝戦で息子もこの雨で野球観戦
午後2時の水温は13度と意外に低い

私単独でレインジャケットのポッケにルアーだけ持ってルアータックルで入渓
すると10分ほどでドシャブリ!橋の下に避難(汗)
とても釣りをする気になれない雨だが一時的なもの
水量も多めで少し濁りもあるが音更川だから釣りになる感じだ
しかし釣り上がるもしばらくジャラ瀬でポイントらしいポイントがない
北海道の川ではよくある事、だから川を知らないと釣れないのだが

ダメっぽいのでバイカモを見つけ撮影
ここでルアータックル紹介
ルアータックルは660のライトアクションにラインは6ポンドと8ポンドが今回のルアーでのメインタックル
今年はルアーでもいいから息子にニジマスを釣らせてやりたいと思うのだが

ポイント移動し橋の下にポイント発見、プールの上下程度に動くだけで粘っていたら 初の音更でオショロが釣れた
オショロの流域ではない気がするが?北海道では良くない時にある現象
オショロもまた亜種があるらしいので道東との違いも楽しみのひとつだった
まっとにかく北海道で初の川で釣れるのはオショロと言えど嬉しいものである
さあ1匹釣れたし、イブニングは考えずに道東へ向うとするかっ!

何やら息子は野球のマンガをテレビで見たいらしい
晩飯を兼ねて足寄の道の駅でテレビを見たりと、実はイブニングを考えなかったのもこのためである
考えてみれば、ここにも川は流れていたし、道東が近付くと雨も振ってない
遅くなったが道東入り、車中泊は毎度の釧路川のほとりの道の駅摩周温泉
移動中は粗食になりやすいので、夜食はトントロ

第二章道東前偏へつづく

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