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全日本ジムカーナ選手権第2戦

記 矢島 融

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こんにちは、今回は2002年の第2戦名阪ラウンドのレポートです。
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ご存知の方も見えると思いますが名阪Cコースはいわゆる広場のジムカーナ場ではな く、カートコースです。
見てるとそれほど感じませんが走ると狭い割に速度が出て、次々現れるコーナーと縁 石をシビアなラインで駆け抜けなければならない難コースです。

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特にシティの場合、1歩過つと高い縁石に弾かれて即転倒の危険も有ります
(写真地元のトップドライバー阿波選手)
今回コースは事前(と言っても約1W前)に公開され、93年くらいから隔年くらい の割合で使われているターンの無い外周中心のコースです。
私も昨年こそ優勝したものの一昨年の今年と同じコースでのイベントではガス欠で残 念な結果になっていたので今度こそ勝ちたいイベントでした。
なので一度事前に練習に行き、本番も金曜から現地入りしました。

■金曜■(いい天気でした・・・・)

今回も仲間内からはBBB瀬戸・イイケンとレーサー久光、○ーそー隊長トミーらが 参加し、会社の先輩の小倉さんもC1に出場。
サービスもS藤さん&こーだ&現地在住の谷田君らが来てくれたので体制は万全です。
好天のもと、足やラインの確認をしつつ走行し、事前の練習の甲斐有ってA−1ベスト (1分9秒9)をマーク出来ました。
一緒に事前の練習にも来た瀬戸も好調!本番に向けて期待が高まります。
今回名阪初見参のトミー&久光は事前に色々研究はしてきたもののさすがに名阪は手 強い様で速度やラインがばらつき、なかなかタイムが出ませんでした。(これは仕方ない事です)
伊賀上野の宿に戻って皆で攻めかたの反省をしました。
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(写真練習走行で激走!パイロンを跳ね飛ばすMS隊長トミー)
■土曜■(今日も悪くない天気です・・・)

今日の走行は1本です。
攻めかた等など目途が立ってきたので私はいくつかチャレンジ的なラインやセッティングを試みて走行、 金曜のベストのからはコンマ5ほど落ちる1分10秒5でゴール、 2位をコンマ5ほど離してトップタイムを残せました。
瀬戸も変わらず好調!久光&トミーもどんどんいい感じになってきました。
皆明日が楽しみです。(不安は天気だけです)

■日曜■(悪夢の一日です)

伊賀上野は夜から雨になっていましたが朝には上がっていました。
一山越えて名阪に着くと路面は殆どドライで何とかドライで勝負できそうです。
しかし完熟歩行からドラミと進んでいく中、雨・・・
本番走行開始前には上がったもののセミウエットでの走行が始まりました。
前半ゼッケンを見ているとフロントはともかくリアが食わず、あっちでこっちで車が 暴れて大変な事になってます。
そんな中、中盤に差し掛かりトミーがスタート!と思ったら1コーナーでスピン(苦笑) 続く久光もフラフラ走行、最終コーナーからストレートに差し掛かった所で振られた 挙句にコース脇のコンクリートウォールにスピンしながら激突する最悪の結果になっ てしまいました。
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(勿体無いけど頑張った結果なので仕方ないでしょう・・・)
しばしの中断の後競技再開、路面は徐々に乾いてきているので危ないセクションは有 るものの結構行ける所は行けるようになってきました。
しかし各車久光のクラッシュの心理的な影響かあまりタイムが上がりません(苦笑)
私はどうせ2本目勝負かも知れないと思う反面、あるいは結果に繋がるタイムが残せ るとも考えたので路面を恐れず概ね全開で走るつもりでスタートしました。
スタート気合が空回りして失敗、ひどく空転させてしまいぼろぼろ。(苦笑)
1→2→3速と上げて行き1コーナー(通称イトー工業)に突っ込んでブレーキを踏 んだ瞬間リアが吹っ飛びました・・・・
フルカウンターもむなしく後ろ向きになってしまい、落ちないように止めるのが精一 杯の状態(カッコ悪る・・・・)
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(写真 カウンター空しく回る私・・・)
止まってしまったエンジンを掛けなおして走り始めました、頭の中では”どうせ2本 目勝負、あとは8分の気合で走って刺さらない事が優先かな・・・”等と思いつつ走 行、ゴールすると17秒台のタイムが聞こえました。
結局トップは岡山の小田君で12秒9(これは結構速いかも)、以降2位以下は秒単 位で離れ、6位で既に16秒台まで下がり、いかに走りにくい路面だったかが分かる 結果となりました。
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(トップに立った小田君の走り)
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(得意の雨をきっちり表彰台で飾った地元のベテラン喜多選手)
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( 少ないチャンスを見事に生かした武藤選手の激走)
A−2では瀬戸も1コーナーで振られてロス他は良かったものの11位というタイム になりました。

インターバルでは2本目ドライを信じてビデオを分析すると1コーナー以降は”8割 の気合”が幸いしたのか?不安定ながらも首位の小田君と限りなく同タイムに近いタ イムが出ていたので一安心して午後の走行を待ちました。

ところが、C−1で小倉さんがトップに立った後から・・・・・・雨・・・・雨です。 (嬉やら悲しいやら・・・・)

結局2本目は結局完全なウエット路面、浅間台並と称される名阪のウエット路は半端 でなく危険でゼッケン1番からクラッシュする有様でした・・・・
勝負が関係なくなってしまった私も”さあ矢島選手6位に入れるか!”等という現実 を無視したようなアナウンスは聞かない事にして”4割の気合”での走行、22秒台 のタイムで無事に完走で幕を引きました。

結果は1本目のまま決定で小田・西田・喜多・武藤・朝山(皆さん敬称略)の順で私は9位。

悔しいと言うか無念と言うか・・・ドライなら負けない自信が有っただけに言葉を失ったという感じでした。
でも今回初優勝となった岡山の小田雅史選手は親しみの持てるキャラクターの 持ち主で98年の備北で初めて対戦して以来ライバルと言うより(当時同じDLユー ザー&似たような雰囲気の車だったんで)全日本での同級生的な存在と感じていたの で素直にお祝いしたいですね、ホントにおめでとう!!
(でも次は負けないぞ!って事で次への闘志に繋げたいと思います(苦笑))

A−2〜Aー4も同じような感じで1本目決着。
好調だった瀬戸も11位に終わり二人揃って絶句、、、瀬戸は口を開けば”せつねー”を連 呼・・でも私もほんとに切ない・・・・(=悔しいとかよりこれが一番今回の感想にぴったりの言葉かも)

又C−1でも悲劇?が有りました、逆に路面が回復した為1本目沈んでいた後半ゼッケ ン組が息を吹き返し小倉さんは3位に転落、惜しかったです・・・・

まあいずれにしても”いい路面で走りたかった”というのが皆さんの感想だったでしょうね。

A−1クラスのポイント

矢島 22
小田 22
喜多 20
梶浦 15
西田 15
武藤 13

次回は大嫌いなキョウセイですが頑張ります!!

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