峡北別荘
ブラッドフォード(バンガロー棟)

ここまでの峡北別荘のページをご覧頂いた上での解説になりますが、当別荘はHandy Home Products社製のキット販売の日本の代表的な代理店、(有)グリーンベルさんの御協力による施工とセルフビルドとなってます
更地での新築のセルフビルドに、いくら商売と言えど、私の我がままな施工にグリーンベルさんの御協力無くしてはありえなかった事かも知れません
この場を借りて、お礼をさせて頂きます、ありがとうございました

住宅を建築するという事は、あらゆる専門科が施工のタイミングで工事に入り、その専門科の集結に寄って始めて一軒の住宅が完成するという事をつくづく感じます
つまり本当にセルフビルドで一戸建を建てるのなら、それは全ての専門科の最低レベルの技術を収得し、極端な話しは資格をも収得しなければ出来ないという事も出て来るという事かと思います
しかし自分で自分の家を建てるというのは、男児である以上は本質的に誰もが思い描く事かと思います
例えば電気も水道も必要ないとあれば、また自分の家を自分で建てるために、なんでお役所の許可を得る必要があるのか?となればそんな申請や許可も必要ないのでは? という事にもならないとも限りません
本来なら、自分一人の力だけで建築出来ればと考えていました
そんな思いからの、このブラッドフォードの製作もありますので、製作記録のページとして残す事にしました

さて、とりあえず別荘のベースの建物や基盤になる建築が済み、電気と水道が入り、こちらは基礎から完成までの、完全なセルフビルドです
建築の工法は2×4材によるパネル工法です
これはガレージも母家も工法は全く同じで、ただサイズが小さいという事だけです
セルフビルドのページとしては、ログハウスもしくは在来工法を期待するかも知れませんけど、建築の重要な部分は天と地だと思いますので、参考までに
また、この2×4材によるパネル工法は、家全体で強度を出すモノコックの、車に近い作り方とも思います
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当然の事ながら建築確認申請を必要としない大きさの物ですので、基礎も独立です
独立基礎を知らない人のために、ホームセンターでも売られてる四角錐のコンクリートです
本来なら、これを地面に半分埋め込み、さらにコンクリートを流し込めばいい訳です
今回は水平を出して置いただけですので、増々固定資産税の対象にはならないでしょうか?
この段階の製作としては、ガーデンデッキを作るという感じです
でも、基礎となる部分なので、結構慎重に水平やら直角などを確認します
なぜなら、始めに狂いが出ると、必ず最後にシワ寄せが来るからです
まして置いただけの基礎に、この先重量が加わると水平が狂う可能性もあるからです
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在来工法と違う所が主にここからです
床を始めに作ってしまうために、壁から屋根までを一気に作りたいのです
これは霜や雨のためであり、とりあえず床はブルーシートをタッカーで止め、次なるは壁面パネルの製作
床の上に2×4材で作った骨組みに壁材を貼ったパネルを4面積み重ねる
在来工法のように大黒柱という物がない訳ですから、この4つのパネルを一気に作る壁起しという作業
作業手順で、壁が倒れないように一時補助をするのだが、強風のため、これが大変な作業に
当然一人では難しいので、手伝いを容易したのだが、強風のため、決行か延期かが悩まれた
強行したのだが、この壁1つでも大人二人で支えるのがやっとの状態だった
とにかく1つでも角が出来れば、あとは風の影響も減るしと、本来なら最後に起す開口部を先に起した
しかし予想以上に風には難航し、結局壁毎に補助板を当て、でも最後の1枚は補助板を当て難く苦労する
やはり、開口部は最後にすべきだったようだ
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とにかく、少しでも屋根の施行と思いつつ、寒さの中すっかり疲れてしまい、写真(左)も寒さでボケてしまっているか?
屋根の骨組みはネジを斜に打つ事が多いし、この状態だと風が心配なのだが、一気に建てる予定が、この日ここまでとなった
出来れば屋根パネルまでは手伝いが欲しかったのだが、これもネジなどの仮打で何とか一人で乗せて完了(写真右)
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いよいよルーフィングになるのだが、本来はここまでは一気にやってしまいたいところだが、こちらも風で難航
ただ幸い数日雨の予報はなく、手順は最終的に合理的な塗装を先に
ルーフィング後(下地の屋根材を貼り終えたら)水きりやドアの取り付け
床から壁までは一気だったが、風の様子を見ながら数日に渡っての作業であった

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施行の手順のため、ガラスブロックのFIX窓の製作、通常在来工法ならサッシは壁を付ける前に取り付けられる
またロフトベットも製作したが、これらは中略
ペンキを全て塗って完成
ガレージのヒューロンと同色にしたが、釣っぽいムードではないでしょうか?
この後、ガラリ、窓、庇という取り付けで作業は残っていますけど、これにてブラッドフォードの更新を終了いたします
なお、こちらのブラッドフォードは釣券釣具購入などのお客様にバンガロー棟として、お貸しいたします
ご利用希望の方は大変お手数ですが、姉妹サイトSAFIRAの SAFIRA レンタルキャビン(別ウインドウ)のページ、もしくはメールにてお願いいたします m(_ _)m

次ぎはガゼボ風呂の製作となります
まだまだDIYはつづくったら、つづくんです(^^;
Last up date 2007.4.25

- up date 2007.4.13 -

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