峡北別荘
Cha女魚棟(マッキナウ)管理人棟

まずは釣り道楽のマッキナウの管理人棟から、全体の施工の流れを加えながら紹介します
マッキナウは一見するとログハウスに見えるが、校倉作りではないので正確にはログハウスとは言えませんけど
通常のミニログと同じムクの羽目板のパネル工法により作られているので、ログハウスと大きな違いは角の部分になると思う
他の建物と外観の違いはあれ、同一メーカーによるものなので、建て方は同じ
ログハウスなどに見られるキット販売なので、セルフビルドも考えたのだが、まずは副業にもなってるガレージの再開と機材搬入のため、工期を急がねばなりません
ガレージの建築を任せて、このマッキナウを自分で建てるとなると、ムクの壁は一人では大変
結局、更地に家を建てるというのは、建築、電気、水道など、例え自分で出来る工事でも、専門業者によるややこしい申請から完了検査までが必要になる
工事は完了検査が終るまで電気も水道も入らないという事になる
しかし電気もトイレも仮設という手段がある
仮設トイレは持っているので、トイレは解決するのだが
なんせ電気も水もないところでの工事となると、役に立つ工具もない
やはり始めは基礎から基本となる建物の施工を依頼する事にした
また電気と水道工事は知合いの業者に依頼する事に
PHOTO いざ工事に入ってみるといきなり高いハードル
ガレージなどのベタ基礎は自分では無理でも、マッキナウの基礎は独立でも建築が可能
つまりこれなら自分でも出来ると思っていた部分だったのだが、ナント韮崎では独立基礎は建築許可にならない
高さ30センチ以上の布基礎かベタ基礎か木グイ?なんで独立がダメで杭がいいの?
お役所に言っても仕方ないけど...結局は基礎の時点で自分では無理だっただろう
ここで問題が数点、基礎の予算が予定より大幅に掛かってしまった事と、水回り
独立基礎だったら、完成後の施工でも難しい事ではないと思っていたのだが
とにかく給水は後から壁からでも可能なので、将来給排水の可能性のあるところに基礎工事の段階で排水のスリーブを設けてもらった

そこでマッキナウでのセルフビルドは内外装
とは言ってもムクの木なので、外装は殆ど見た目にわからない油性ステインの塗装とデッキの作製
内装は間仕切り壁、いやゆるパーテーションにフロアはクッションフロア
後に換気扇や窓の取付と言った感じ
PHOTO PHOTO
さて、写真のパーテーションで二つに仕切られた部屋は手前側がセンターホール
これはちょうど別荘の中心に位置し、カーテンの向こうがプライベートルームになる
ちなみに右パーテーションはカンターパーテーション
ここのダイニングテーブルはタイニングテーブルを兼ねる(笑)
左パーテーションは文庫本棚を兼ねた文庫本パーテーション
ガラス戸も桧部材で管理人の力作
それ程大きな小屋ではないので壁をスペースとして工夫し、現在は釣りなどの書物が沢山で書斎も兼ねる?
また釣具を作る作業机が手前に
つまりバンブーロッドの製作の見学も可能という事
フライフィッシングには至れり尽せりの釣り別荘の母家、家電類も設備されたフライフィッシャーマンパラダイスか?!

- up date 2007.4.3 -

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