太田バンブーロッド BijoDam 001
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スペック4番7フィート3ピース
素材トンキン竹(つるや)
フックキーパーK18(手作り鏡面バフ仕上げ)
ワインディングチェック六角試作品 SILVER925 鏡面バフ仕上げ
スライドリールリングBijoDam SILVER925 鏡面バフ仕上げ
フェルールつるやステップダウンフェルール

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わずかビルディング歴2ヶ月で完成した失敗の積み重ねの処女作品
反省点はわずかな予備知識で開始したために起きた失敗と工程の手順の相違など
一番は竹のエナメル質の表面を削り過ぎてしまった
それを火入れの前に削り過ぎたためかムラに焼けてしまった
フレーミングや曲がり修正のムラ焼けなら苦労の明かしなんだが、バットは一度燃やし再プレーンとなりエナメル質を削り過ぎなかったために逆に全体としては色がバラバラになってしまった(汗)
また、ラッピングは上げ急いでしまったためにテップ側がスレッド巻き、コーティングと共に雑になってしまった
上から順に五段階評価で『非常に悪い』『悪い』『普通』の見本(苦笑)
ただ良かった点はガイドを付けるとヨジレやクセが目立つという話しを聞いていたが、ガイド取り付け前にクセ直ししただけで、ガイド取り付けてもクセはあまり出なかった
コマメに曲り修正を行ったのが、最後に出たのだと思う
チェックは六角のバンブー専用試作品、寸法調整のすり合せの時に塗装をかじってしまい再塗装になった
今回使用したリールリングはリール専用設計の新製品
内部をテーパーに削り、リールとの馴染みを良くした
従来品でも既に実戦済みだが、銀は柔らかいためにリブ形状で強度を増す
グリップに使用したパーツは全て自作のオリジナル鏡面バフ仕上げ

作るのも振るのも始めてのバンブーロッドだが、その筆おろしに幸い峡北須玉川で釣れた
思った通り、バンブーという事で出来は悪いが使用に関しての機能面は殆ど問題ない
まだ人様に使ってもらう代物ではない事は確かだが(汗)
アクションはスローぎみだがグラファイトのように投げようとすると綺麗にラインが出ないのは私の慣れの問題だろうか?
ややスナップを使って投げる、あまりキャスティングとしてはいい投げ方とは言えないのだが
ただ、予想以上に少しテップが硬い感じがするし、無垢の素材だけに重いのは仕方ないのか?
スローなアクションのイメージがバンブーにはあるが、改良点の一つであろうか?
もしかして塗装などラッピングの影響もあるかもしれない
2本目以降の課題は沢山あるので、仕上がりと同時に2本目のビルディングに入った

Last up date 2004.4.13

- up date 2004.4.2 -

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